注意! |
ココに書かれれている内容は
科学的根拠に基づいたモノでもなく
健康面、安全面に配慮したモノでもありません。
ただ、私の経験を述べたモノです。
試してみて効果がない場合、
あるいは事故が起こった場合でも
責任をとれませんので
あくまでもご自身の責任で行ってください。
引火性の高い有機溶剤などを
直接換気扇に噴霧するのは如何なんでしょ?! |
昨今、扇風機の火災などがニュース等で取り上げられ
家電製品の寿命が話題になりました。
まだ動くとは言え、可燃性の有機溶剤を吹き付けるというのに
初代塗装ブースから
同じ換気扇を15年以上も使っているのはどうかと思い
心臓部を変えることにしました。
ヤフオクで格安シロッコファンが手に入ったのでそれを使うことにしました。
プロペラファン(軸流ファン)のメリットは、安くて風量が多いのでたくさん換気できるのですが、
デメリットは、風圧が弱く逆風や排気抵抗に弱いのでダクトを使うのには向かない点ですね。
ダクトを使う場合は、ぶっとく短い方が良いですよ。
それに対してシロッコファン(遠心ファン)はダクト用換気扇に使われているくらいですから
遠心力を利用して風圧が高く排気抵抗に強いのが魅力です。
ただ15cmプロペラファンの風量(250〜350m3/h)に匹敵する物となると
ちょっと、お高くなります。
そこで、ヤフオクの出番です。
コレは型落ちの未使用品ですが部品取りされたようで、
グリルや取説はなく、電源部のカバーのネジや
排気受けの黒いパーツを本体の金属枠に固定するネジが1本なく
倉庫で、だいぶホコリをかぶっていたようです。
(電源コードは最初からなかったようです。)
風量が200m3/hと結構あるのでいい買い物だったかな?
大きさはファン径14cm、金属枠の1辺が30cmぐらいです。
また、シロッコの欠点はファンが細いので、汚れると極端に性能が落ちるそうです。
生乾きのミストが直接ファンにつかないようにフィルターは必須かと。
まず、金属枠に粘着糊付きのバリバリ(面ファスナー)の硬い方を貼りつけました。
(ホームセンタで1m300円ぐらい)
フィルターが吸い込まれないように、100均の金網(27cm)を装着。
もっと目が荒くても良いかと思いますが100円なのでコレで。
四隅にバリバリ(面ファスナー)の柔らかい方を貼りつけ取り外し楽ちんに。
同じく100均の切って使うレンジフードフィルターを貼りつけ。
(面ファスナー8枚入り)
バリバリを使うアイデアは実はここからです。(;´Д`)
6代目ブースで使っていました。
たまたま30cm×40cm×30cmぐらいの段ボールがあったので使いました。
クレオスのハニカムフィルターは30cm×50cmぐらいなので、
もうちょっと大きいのが欲しかったんですが・・・。
穴を開け、フチにガムテープを貼って排気口がキツキツになるようにしました。
別の段ボールにダクトの定着カラー15cm(ホームセンターで300円ぐらい)を装着して
箱に貼りつけました。
本体の排気口は直径10cmで、
前に使っていたダクトが直径15cmなので
このようにしてみました。
カラーに巻いたガムテープはダクトをキツキツに装着するためですが、
ちょっとゆるかったのでもう一巻きしました。
クレオスのハニカムフィルターを切って装着。
10cmほど余ったので脇に回り込んだミストを吸い込んでくれるかなと思い右横面にも装着。
コレで本体完成!
6代目ブースの換気扇を外した所に設置すれば出来上がりです。
汚い塗装机に設置。
机の面積を手前にちょっと広げるために合板を敷いているんですが
何年も使いまわしているので・・・。
6代目塗装ブースの出口です。
窓用換気扇は部屋全体の換気に使っています。
窓用換気扇の下の隙間を塞ぐ板に穴を開け
定着カラーを外側からはめ込みパテで隙間埋めして
上と同じようにガムテープを巻いて
ダクトをキツキツに装着。
電源コードが短かったので変なことになってますが
現在は延長コードでちゃんとしてます。(;^ω^)
右横の吸気口からも思ったよりも吸い込んでくれます。
キムワイプ1枚が吸い付きました。
これで右にそれたミストも大丈夫ですね。
正面は隅っこでもどこでも吸い付きます。
当然ながら真ん中辺りが一番強いです。
風量は15cmプロペラファンより多いような気がします。
プロペラファンの方はダクトの抵抗で風量が落ちていたのかと思われます。
塗装ブースとして文句なしの吸いっぷりですが、
音が気になりますね・・・。
音量はそれほどでもないですが、高音で耳障りな感じです。
試しにモーターを外して回したら、かなり音が小さくなりました。
金属枠が共鳴箱になっているようです。
そこで、ホームセンターでペットボトル再生の吸音素材(800円×2枚)を買ってきて
隙間に詰め込みました。
ボロ布か何かでも良さそうですね・・・。
無音とはいきませんが、まあまあ気にならないレベルになりました。(^ω^)