German tank "PzKpfw VI Ausf E Tiger 1" (Tamiya 1/35)

ドロ虎 製作記・Part2


予備履帯ラックの上のハンドル(?)部分のディテール追加です。
アベールのエッチングにもパーツはありますが
ドライブラシ対策で深く刺したかったので
0.2mm真鍮線で作ることにしました。


エッチングの蝶ネジを追加です。よく見えないですね。(^^;
前の写真よりも自作のヒンジが見えると思います。
光ってるせいでアラが隠れてます。

ワイヤーはキットのパーツ(輪の部分)に
本物のワイヤー(オリオンモデルズ製)をつけました。





マズルブレーキ内の工作をしました。
これもエッチングパーツがありましたが、
なかなか大きさが合わずヨレヨレに・・・。
またまたエバグリーンのプラ素材のお世話になりました。
プラパイプの内外を削り砲身にはめ込みました。
車体に近い方にはライフリングの溝も付けましたが見えません。
(写真だけじゃなく実際にも・・・。無駄な抵抗)

マズルブレーキの根本や砲身の段になってるところにも
ディテールを追加してあります。
ハセガワ・トライツールのミニ彫刻刀は便利です〜!



エッチング作業、順調でーす!
ジャッキ台、消火器、排気管カバー、ゲペックカステンのクランプなどをつけました。
ワイヤーを先につけたのはエッチングの留め具で固定するためです。

いよいよOVM関係の細かいクランプです。
それとサイドフェンダー。
まだまだかかりそうです・・・。





キューポラ周りのデッチアップです。
測量器取り付けピルツは
1mmプラロッドの輪切りに0.5mmピンバイスで穴開けです。

ハッチストッパーは0.5mmプラ版を三角に切り出しました。
(この写真だと一番わかりにくい・・・)

直接照準用スリットは0.2mm真鍮線を2本差し込みました。

あと、予備履帯のピンも写っています。(ちょっとだけ)
0.5mmプラロッドにカステンの接続ピンの頭をつけました。

ベンチレーターのディテールアップパーツはちょっと薄すぎです。
四角い出っ張りのところは、もっと厚みがあるようです。
プラ板から作った方が良さそう・・・。
でも、このままで良いかな・・・。
左右非対称砲塔じゃないしね〜。





ワイヤー固定具の工作です。
エッチングのまんまで行こうかと思ったら・・・
実物は板ではなくムクの金属です。



前のヤツは箱の部分にプラパテを詰めました。
(あれっ?写ってない・・・。)
今のところ可動です。
どうせサフで固まるので開か閉かを選んで瞬着で固めちゃう予定です。

白いのはエバグリーンのプラロッド。
クリーニングロッド3本つなぎ状態2本を作りました。
のばしランナーで心棒(?)を作りました。



やはり下の部分にプラパテを詰めました。



後ろの部分はだいぶ違うようなので
下の部分はプラ角棒で作りました。

ワイヤーは本物の金属ワイヤーですが
思ったほどはリアリティーが出ません。
なんか浮き上がってピンと張った感じになっちゃいます。
実車写真ではもっと垂れてる感じです。

長さが35分の1だと
面積は35の二乗(1225)分の1
体積は35の三乗(42875)分の1
ですから質量は極端に小さくなります。
材質が同じでも重みは出ないんですね。
ボディーに接着した方がよさそうです。

さて、いよいよ残すはクランプ類のエッチング!
エッチングのまんまでいけそうです。




左は、右は状態

今回は多数(うそ)のリクエストにお答えして
アベールのエッチング、車外装備品・可動クランプの
開閉両方の様子をご覧に入れます。

写真がボケてるのでよく見えないですが・・・。

アベールのエッチングは
ややオーバースケール気味に感じます。
見せたいときには、かえってそれが良いかもしれません。

かなり細いピンで留まってるので
あまり動かしすぎるのは危険です!
開閉のどちらかを選んで固定した方が無難でしょう。

でも、選べるところがポイントが高いです。
壊れてる状態も簡単に再現できます。

実車写真を見ると後方の演習地以外では、
ほとんどの車両の車外装備品が、まともについてません。
なくしちゃったんだか、別にしまってあるんだか・・・。

それを表現するにはエッチングがグーだと思います。
アベールからクランプセットも出てますよ。
お一ついかが?




お次はサイドフェンダーです。
左右とも3枚にして、ダメージを表現しました。
数カ所、わざとネジがはずれたようにしてありますが
写真だとよく分からないですね・・・。

これは車体の細かいパーツ類とは別のセットです。
サイドフェンダーに排気管カバー、砲塔の脱出ハッチなどがセットされてる物です。
初期型セットになってますが、
ハッチ以外は極初期以外に使えると思います。

金属ワイヤーは瞬着で固定しました。



忘れてたライトの工作です。
裏のモールドは削ってエッチングに置き換えました。
コードのパイプは0.5mmの真鍮線です。
ライトのパーツは、縦長すぎる(奥行きがありすぎる)ような気がします。
2mm近く接着面を削ってみました。

最後に0.5mm真鍮線でアンテナを作って
組み立て完了です!



履帯はフリウルのホワイトメタルです。
水性で黒く塗ってあります。
自然にハゲて、金属色が出てくるようにサフってません。

このあと全体をサフって様子を見て
バトルダメージをもっと加えるつもりです。
キンキラ状態はこれで見納めの記念撮影です。


2000年5月



Part1へ
車両完成へ



最初のページへ



このページの画像、文章などの無断転載、配布は禁止させていただきます。