戦後初の国産戦車「61式戦車」です。
アメリカナイズされたスタイルの中に
排気管周りに残る旧日本軍戦車の面影が素敵です。
車体装甲が薄く、しかも前面がボルトどめ、
クラッチが2次大戦なみで操縦手泣かせという残念な仕様ですが
国産というところはポイントが高いですよね。
技術の継承・発展という意味でも重要な位置づけの戦車ではないでしょうか。
キットはタミヤの古ーいヤツです。
元々は1970年発売のモーターライズの戦車シリーズのものでした。
そのころは車番が90番台の旧タイプで
後にMM入りする時に95番台の改修タイプになりました。
今回は90番台に先祖返りさせました。
スモークディスチャージャーは装着せず
砲塔上の箱をサイドに移しました。
車長キューポラ周りの窓の配置がおかしいですが
大事になりそうなので修正しませんでした。
やっぱりやっといた方が良かったかな・・・。
オードナンスから2種類のパーツが出ています。
ライトやペリスコのガードやエンジン、排気周りの金網
レジンのエンジンルーバーやメタルのホーンや排気管等も入っています。
履帯、予備履帯はモデルカステンの可動履帯です。
ゴムパットのパーツも入っていますが・・・ヒケがあったのと
パッドなしの方がゴツくてほりが深いのでつけませんでした。
代わりに押しピンあと消しが大変です。
取っ手やフックを0.5mmと0.3mm真鍮線に変えました。
キャンバスカバーの留め具はプラ材で
ペリスコープはジャンクボックスから透明パーツを加工して使いました。
塗装はクレオスのミスターカラー
ウェザリングはアクアオイルカラー「デュオ」や
アクリルガッシュ、ライフカラー等です。
マーキングはゴジラ映画に出てきそうな古いタイプの日の丸つきにしました。
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