"Rei Ayanami" (NEON GENESIS EVANGELION) (Scratch build)
あなた、誰?
さて、問題です。
この人は誰でせう?
・・・・・・・・・?
やっちまいました・・・。
よせばいいのにフルスクラッチです。
あらめて原型師様の凄さを体感しました。
誰かの制服胸像
(フルスクラッチ 1/4)
材料 石粉粘土(ファンド・マイネッタ)90パーセント
軽量石粉粘土(メルファンド)髪の毛の半分
プラパテ(タミヤ)穴埋めに少々
溶きパテ(Mr.サーフェーサー500)表面処理
この前に、1/7の全身像をスクラッチしていましたが、
指など細かい所が全然上手くいきません。
そこで、まずは胸像にチャレンジする事にしました。
頭部(顔)から作りました。
石粉粘土を団子にしますが、このぐらいのかたまりになると乾きが遅いです。
前もってブロックを作っておいたのでその上にかぶせました。
鼻や首をひねりだし目のあたりを窪ませます。
しばらくおいて、大体乾いたところで輪郭や鼻などの形を修正します。
1日ぐらいおいて良く乾いたところで
デザインナイフやヤスリを使って削り込んでいきます。
しかし、これで気に入った形になるほどあまくはありません・・・。
頬や顎、口など粘土を盛り直して削り込んで・・・。
これを何回繰り返したことか・・・。
いろいろな粘土を試してみましたがキメの細かさ、喰い付きの良さで
「ファンド」・「マイネッタ」がお気に入りです。
石粉粘土と言ってもいろいろあるので
試しにいろいろ使ってお気に入りを探すと良いと思います。
ちなみに、「ファンド」は模型屋さん、
「マイネッタ」はホームセンターで手に入れました。
頭部が、良い形になってきたところで、胴体・髪の毛を盛ります。
胴体は石粉粘土で頭部と同じように作ります。
髪の毛は取り外せるようにしたいので、
弾力性のある軽量石粉粘土「メルファンド」を盛ってすぐ外します。
この粘土は喰い付きが悪いので、上手くはずせます・・・。
しかし、この後の盛り付けには向きませんでした・・・。
結局、ディテール作りにファンドを使用したので弾力性は無くなってしまいました。
頭部の隠れるところを削り込み、髪の毛はなんとか取り外せるようになっています。
頭部、髪の毛、首まわりが気に入った形になってきたところで
グンゼの溶きパテ(サフ500)を塗って表面の様子を確認してみます。
こうしてみると細かいデコボコが良くわかります。
まだまだヤスリのお世話になります。
服の盛り付け前に首まわりを特にきれいにしておきます。
このあと、ブラウスを削り、スカートから続く上の部分を盛って
ブラウスの襟を盛り、胸元のリボンをつけます。
リボンは塗装の関係で取るはずせるようにしました。
もちろん、まだまだ全体的に修正していきます。
盛り、ヤスリ、盛り、ヤスリ・・・・・。
気に入った形になるまで、限りなくこれが続きます。
しかし、塗装してみるとイメージと全然違います。
キットでも言えることですが単色だと完成後の様子がわからないです。
まだまだ修行が足りないですか・・・。
作っている時は楽しいんですけどね〜。
出来上がってみると・・・。
あなた、誰?
製作1998年7月頃
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