British infantry tank Mk.IIA* "Matilda Mk.III/IV" (Tamiya 1/35)
砂漠の女王
イギリス歩兵戦車Mk.IIA* マチルダMk.III/IV(タミヤ 1/35)

タミヤMM300作記念のマチルダです。
旧マチルダも一緒にオーストラリアのCSとして製作しようかと思いましたが
あまりの違いに・・・。
そのうち新マチルダをベースにオージーマチルダも作ってみたいと思います。

某ネットコンペ参加用に久々にベース付きで作ってみました。
マイペースが好きなんですが、
ある程度の縛り(締め切り)があった方が
モジベーションを維持できて良いですね〜。

以下、簡単な制作記です。



素組状態です。
履帯の上がスカスカなのでプラ板でふさぎました。
このキットの場合はほとんど見えない部分ですが・・・。
装甲スカートの中は後から塗れなくなりそうなので
先に塗装してから組みます。





細かいところのディテールを追加しました。
0.2mm真鍮線でライト、スモークディスチャージャーのコード類、
0.5mm真鍮針金で燃料パイプ、
0.5mm真鍮線でバックミラーの支柱、
0.4mm洋白線で無線アンテナ、ローダーハッチの取っ手、
プラ板でスコップの留めバンド(バックルは0.2mm真鍮線)、ローダーハッチの鍵フック、
ジャンクエッチングでスポットライトの取っ手、
ライトレンズはジャンクの透明部品です。






軍艦迷彩2色目です。
最初はサンディーブラウンにライトブルー(ミスターカラーの古い方のドイツ機色)を使いましたが
モノクロ写真にしてみたらコントラストが違うようなので
サンディーブラウンの代わりにタンにしました。(今はマスクに隠れて見えません)
マスクはタミヤのテープや紙などを使い、凸凹入り組んだところはハセガワのマスキングゾルを塗ってあります。

塗装の乾燥待ちの間にベースを製作しています。
100均のB6サイズの写真額の枠に板目紙(厚手のボール紙)で箱を作って載せました。
中に発泡スチロールを詰めてファンド(石粉粘土)と木粉粘土を水で溶いて塗ってあります。
ファンドは重いのですが固まりかけのがあったのでもったいないので使いました。(^^;



迷彩3色目は「陸上自衛隊戦車色セット」の濃緑色を使いました。グレーがかって良い感じなので。
ちょっと濃すぎたかな?
機関室上部のマスキングは上手くいってしっかり塗り分けられましたが、単純なところで漏れてたりして・・・。



細かい部分の塗り分けもして、デカールを貼って
塗装完了状態です。

ベースの立ち上げ部分はサフってヤスっての繰り返し(3回目だったかな?)
枠と立ち上げの境が今一。濃いめに塗れば目立たなくなるかな・・・。



ウェザリング完了状態です。
タミヤエナメルのジャーマングレーとデザートイエローで墨入れし、雨だれを残しつつ拭き取り
同じくエナメルのガンメタルやクレオスの水性サビ色などでチップを入れ、
クレオスの水性オイル(油汚れ)でオイルダレ、シミを入れ、
ピグメントをブラシしてホコリっぽくしました。

ベースの方は、まだまだです。
日本画の岩絵の具を水溶きボンドで溶いたものの残りがあったので塗りつけました。



ベースにモーリンのスノーパウダー(粉雪)を撒きました。
着色したところツルッとしたところがあったので撒きなおししました。(白いところ)
ベース枠の部分も着色し木目を描きました。(かなりテキトー・・・)
この後、クリアーオレンジやスモークを吹いて濃くする予定なので木目は目立たなくなるかと・・・。



フィギュアはキットのまんまです。
顔はタミヤエナメルで描いてみました。(初挑戦です)
タミヤエナメルは乾いてからでも溶剤で溶かせるのでブレンディングが楽ですね。
服はアクリルガッシュです。
服もタミヤエナメルでシャドーハイライトを入れ
水性ツヤ消しクリアーでツヤを整えました。



ベースにクリアーブラックで木目の辺りを濃くし
クリアーオレンジ、レッドを重ね吹きしていきました。
ちょっと薄かったのでレッドブラウンを混ぜたりしてあります。

銘板はプリンター紙のメタリックラベル(エレコム)に印字し、
プラ板に貼り付けました。
最後に車体を固定し、ピグメントをブラシして調子を整えました。

2009年10月

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