M4A1 75mm EARLY VERSION (DRAGON 1/35) 2015年11月

M4A1シャーマン初期型

M4A1 75mm アーリーバージョン ドラゴン 1/35

フューリー以来のシャーマンブーム(?)で
自分も何かシャーマンでもと思い在庫をあさったところ
十数年前に作りかけていた古いドラゴンの
M4A1 75mm EARLY VERSION(キットナンバー6048)を発掘してしまいました。



基本形は出来ており側面にヒケ修正のためか
パテがゴッテリ盛ってありました。
いまさらな気もしましたが、ここまで組んであるし
素性もそんなに悪くなさそうなのでテキトーにデッチアップして作ることにしました。

鋳造肌の表現がエゲツなかったのでプラパテ(ラッカーパテ)を摺りこんで、
ヤスリがけをし、タミヤの流し込み接着剤(緑蓋)を塗り、
硬めのドライブラシ用の筆で叩いてテクスチャをつけました。

一応、イタリア戦線を想定していましたが、
デフカバーは3ピースの方が一般的だったようです。
キットにも余剰パーツで3ピースノーズが入っていましたが、
インストの指定ではダルノーズだったのでそのまま組み付けてしまいました。

今更、直すのも大変なのでこのままで・・・こういう車両もあったそうなので・・・。
ただこのキットのパーツはファイナルギアのカバー部分の出っ張りが幅広すぎるようです・・・。(T_T)
また、牽引ポイントもないので3ピースの方から移植しました。
幅広の防盾も入っていたので、そっちを使ってもうチョット後のイメージにした方が良かったかな?
(砲はまだ固定してなかったので)

フロンティアツールはヌルメですがキットパーツのまま、
シャベルだけジャンクボックスのタミヤM4A3のパーツから持ってきました。
留めベルトは1mm幅のマスキングテープ、バックルもどきは0.2mm洋白線でデッチアップ。

ライトのガードはファインモールドのエッチングパーツ、
ペリスコープ周り牽引ワイヤーの留め具はアベールのエッチングパーツです。

車体側面、履帯の上の部分にサイドスカートの固定用の座金(?)がありますが、
アスカ(タスカ)のキットを参考にエヴァ・グリーンのプラ棒でデッチ上げました。
やっぱりアスカの再現度はすごいですね。他の部分も参考にしています。
(いつかアスカのM4A1極初期型作るぞ~・・・。すぐ作れ?)

ハッチは0.3mm洋白線を挿して可動式にしました。
ドライバーハッチはリムを削り取りパテを盛って整形。クッションは無し。
コマンダーハッチはリムがなかったのでプラ棒で作り、その分砲塔側を削って辻褄合わせ。
ハッチのロック部分もデッチアップ。

履帯はキットにはT48と余剰パーツでT62が入っていましたが
初期型にはツルンペタンのフラットラバーが似合うと思うので、
AFVクラブのT51を使いました。(M3、M4に次いで今回で3回目だな。)

接地面には微妙なヒケがあり、
内側(転輪側)には押し出しピン跡があったので一枚ずつヤスって整形。(;_;)
ピッチはピッタリですが幅が合わないので
起動輪の内側ギアを外し、1mmほどスペーサー(プラ板)をはさみました。
80リンクだとキツキツでテンションかかり過ぎ、
81リンクだとユルユルでだらしなくガタガタ・・・。
しかたがないので誘導輪を外して軸を打ち直そうと思ったら
接着が効き過ぎでテンションコントローラーごとボリッと・・・。(´;ω;`)
基部を削って接着・・・。
心配なので瞬着も流し込み。あとで泥盛って誤魔化そうっと。

塗装はMr.カラーで基本塗装
ウェザリングはMr.ウェザリングカラーや
ピグメントなどで行いました。

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