Movies tank "M47 as King tiger"
(BATTLE OF THE BULGE) Italeri 1/35
映画「バルジ大作戦」(1965年アメリカ映画)に登場した
「キングタイガー(爆笑)」です。
キングタイガーを演じたのは
アメリカンタンク「M47パットン」
「パットン」シリーズの次男坊です。
シャーシはM46から受け継ぎ
砲塔は新規作成のステレオ式測距機つきです。
映画出演に当たって改造した点は・・・
このころのアメリカ戦車の標準である、
防盾まわりのキャンバスカバーが外さている。
砲塔のうしろの道具箱が外されている。
色がライトグレーに塗られている。
・・・ぐらいです。
意〜味な〜いじゃ〜ん・・・って感じの改造・・・
(改造とは言えないかな?)
スペインあたりで撮影されたそうですので
当時のヨーロッパにたくさん配備されていて
数を集めやすかったのかな?
ティーガー2(キングタイガー)として見るとトホホですが
大量に出てくる点ではグーです。
(後半の戦車戦シーンにはミニチュア模型も多用されているそうですが)
大量に出てくる中で
ヘスラー車をモデリングしてみました。
完成前にWTM第8弾のシークレットアイテムに先を越されてしまった・・・
同じネタでモデリングされている方も少なからずおられますが・・・
イタレリの古めのキットのようです。
ですので、出来の方は・・・。
砲塔や車体前部がつるんとしているので
鋳造っぽく表面を荒らしてやりました。
砲塔後部の道具箱をはずしたあとのボルト(?)は
エヴァグリーンのプラロッドを植え込みました。
ライト等のガードはプラ板やキットパーツの削り込みでそれらしくしました。
エヂュアルドからエッチングパーツも出ていますが
使いませんでした。
アンテナは真鍮線でヘスラー車に見られる旗は紙で作りました。
旗の色はハッキリしなかったのでテキトーです・・・。
履帯はAFVクラブのM26、M46用のスチールタイプです。
映画ではゴムパッド付きの履帯が多く登場しますが
ラスト近くのヘスラー車が
燃料集積所の斜面を登っていくシーンの写真を見ると
ゴムパッド無しの履帯のようです。
しかも前から見てハの字に見える・・・錯覚?
AFVクラブの可動式はめ込み履帯は
M3リー、M4シャーマン、M1A1エイブラムス
で使いましたが
今回のは穴が大きすぎて傾けただけでポロッと落ちてしまいます。
溶きパテを塗って穴を小さくし棒を太らせたら・・・
今度はキツキツで自然なカーブにならない・・・
いっそ接着した方が良かったかも・・・・。
フィギュアはジャンクボックスから
ヘスラーっぽい顔をしたのをチョイス。
多分・・・タミヤのsd.kfz.222の車長?
マーキングは、MDプリンターで車体番号を作り、
ジャンクボックスからバルケンクロイツを持ってきました。
ミスターカラーで基本塗装、
アクアオイルカラー「デュオ」を
オドレスペトロールで溶いてウォッシング。
アクリルガッシュでドライブラシ、
銀ブラシに、鉛筆ブラシに、ピグメントブラシなどをして仕上げました。
2005年10月
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