大正時代に千葉の大原〜大多喜間を走っていた
夷隅軌道の自動機客車です。
元は県営の人車鉄道(車夫が客車を押す人力鉄道)で
大正11年に民間に払い下げられたもので
大きな車両は使えなかったようです。(経営的にも)
昭和2年、国鉄木原線(現いすみ鉄道)がほぼ同ルートを通ることにより廃止。
車両は全車(4両)が宇都宮石材軌道に移籍しました。
ガソリンエンジンの、いわゆる単端式気動車ですが、
メーカー(日本鉄道事業)の商品名が「自動機客車」だったようです。
書類上は定員10名ですが、座席は9人分、
運転席も入れて10席だったようです。
キットはアルモデルの新し目の物で出来が良いです。
手すりは真鍮線やジャンクエッチングパーツで付け加え
運転席横のステップも付け加えました。
朝顔カプラーも横から穴を開けそれっぽくしましたが
実物は写真に写ってないので・・・ちょっと大きすぎのような・・・。
キットには排障用のネットがありますが実車写真にはないのでつけませんでした。
(図面には書かれています。)
指定動力はアルパワー14Aですが、
後部デッキ部分にモーターがはみ出すので使いませんでした。
キャラメルNのサイドを削って使いましたが
台車パーツが外に出て後ろのステップと干渉してしまいます。
(内側に曲げました。(;^ω^)
キャラメルNにはライトがあるので
透明アクリル棒を熱で曲げて集光し
正面ライトまで引っ張りましたが
ボーっとしてついてるんだかよくわからないです・・・。
(キットのホワイトメタルのライトパーツは使わず自作)
(製作中の写真を撮ったのですが
保存場所を間違えたのか行方不明です・・・。)
「郵便物逓送用連結車」を牽いている写真もあるので作ってみました。
側面に「郵便」の文字があるのとないのが確認できます。
以前、ヤフオクでオマケで貰った運材台車の片われがあったので使ってみました。
サイドが真鍮ロストワックスでカッコ良かったので。
上部はエバーグリーンのプラ棒等でそれらしくデッチ上げ。
妻面はよくわからないので適当です。
台枠も流用だし上部ももっと張り出しているようだし・・・
全部テキトーなので参考になりませんので…あしからず!
塗装はミッチャクロンマルチの上に
クレオスのMr.カラーです。
色は白黒写真しか見たことがないので
テキトーです。(;´Д`)
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