白熊(はぐま)・官軍銃隊司令
ガレージボックス 1/9 レジンキャストキット
原型制作 都田良一氏
戊辰戦争の長州藩出身の士官です。
白熊(はぐま)は、唐牛(からうし=ヤク)の白い尾毛で
兜や槍、采配などの飾りに使われていました。
江戸時代にも定期的に輸入され、幕末にはかなりの在庫があったようです。
江戸開城により官軍が入手し士官の間でこの冠り物が流行したようです。
一般に長州藩が白熊(はぐま)、
薩摩藩が黒熊(こぐま)、
土佐藩が赤熊(しゃぐま)
を着用したと言われていますが
実際には決まりはなく、白熊を冠った薩摩藩士の写真も現存しているそうです。
まあ、この時代はきちんとした軍装はなかったので各人の好みだったのかな?
キットの方はキレのあるエクセレンなモールドでパーツの合いも良く素組です。
塗装は、フィニッシャーズの白サフをベースに
ファレホ、アクリルガッシュ、リキテックス等で手塗りです。
デカールは付属していないので自作しました。
鉢巻と陣羽織の前衿はネットで見つけたフリー素材を加工しました。
袖印は実物の写真をネットで見つけたのでそれを加工しました。
(不鮮明になってしまった・・・(;^ω^)
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