Russian Tank "T-34-85"Dragon 1/35)

ベルリン攻防戦
T-34-85 (ドラゴン 1/35)
M42履帯 (モデルカステン)
エッチング (グムカ)
プラ素材少々 (エバグリーン)

旧ソビエト連邦の中戦車T−34−85です。
T−34ショックで誕生した虎や豹を相手にするには
76mm砲では役不足でした。
「より長い腕を」ということで85mm砲を積んだT−34が開発されました。

コレは、ウラル戦車工場製1944年型、1945年生産車両で
このタイプの穴あき転輪は大戦末期ギリギリのタイプだそうです。
(参考河馬之巣T−34マニアクス

戦後も数多くの国で使われ、
1990年代のいろいろな地域紛争にも登場しているそうです。
いまだに現役の国もあるのかな?

いろいろな戦争映画でも大活躍していましたね。
「ヨーロッパの解放」のT−34ジャ〜ンプはすごかったです!
さすがクリスティーの末裔です!


ドラゴンのT−34−85の決定版キットです。
最近、転輪等の部品を替えたキットもでました。
(そちらの方が決定版かな?)

組み立ては・・・まあまあです。
タミヤの後に作るとやはりねぇ・・・。
東欧キットの後に作れば好印象だったと思います。

車体上下の合いが悪く
前部の合わせ目をパテ修正をしました。

また、サスの車体内部の箱とエンジン脇の通気口の部品が干渉しました。
(私の作り方の問題かな?)

これだけ良いキットでハッチ内部のモールドも良いのに
何故かドライバーハッチのペリスコープがありません。
エバグリーンのH型(2mm I−BEAM)素材と
プラ版でデッチアップしました。
支柱は真鍮線です。

砲塔の上下の継ぎ合わせ部分が実車の溶接部分です。
ただ貼り合わせただけだと物足りないので
エバグリーンの極細プラ棒を貼り、溶かしたり削ったりして
溶接跡表現をしました。

履帯はモデルカステン。
キットの物よりも薄くモールドも繊細でエクセレン!

エッチングはグムカ(マキシム)製。
多からず少なからずで良いですね〜。

基本塗装は、クレオスの「ミスターカラー」、
細かい塗りはタミヤ「エナメル」や「アクリルガッシュ」、
マーキングは「アクリルガッシュ」で手書き、

ウォッシングは、アクアオイルカラー「デュオ」
ドライブラシは「アクリルガッシュ」
最後に「ピグメント」をブラシしてあります。

2004年1月


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