"Verociraptor Hunting pose" (Horizon 1/3?)

ヴェロキラプトル
ヴェロキラプトル・ハンティングポーズ
 (ホライゾン ノンスケール(1/3?)ソフビキット)


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白亜紀の小型恐竜「ヴェロキラプトル(ベロキラプトル・ラプター)」です。

プロトケラトプスに蹴爪を蹴りこんだまま化石になった
「闘争化石」が有名です。

映画「ジュラシックパーク」に登場したのは
「ディノニクス」がモデルだそうで
以前は同じ種類の恐竜とする説があったそうです。

映画ではかなり大きめになっていましたが
ヴェロキラプトルは1.5〜2mぐらいで
ディノニクスは2.4〜4mぐらいだそうです。
(長〜いしっぽまで入れて)

最近は羽毛が生えてポヨポヨしていて
体温調節ができたとする説が有力のようです。
鳥類のご先祖様にあたるらしいです。

ポヨポヨしてても
こ〜んなのに

ニワトリドロップキックをかまされたら
たまりませんよねぇ・・・。



アメリカ、ホライゾン社のソフビキットです。
ジュラシックパークバージョンとほぼ同じ大きさのキットですが
スケールはかかれていません。

合いも良く
モールドもしっかりしていて
とても良いキットです。

欠点は、でかすぎ!

完成品の置き場所にも困りますが
何と言っても塗装作業のとり回しが・・・。
シッポがあっちこっちに引っかかるし・・・。

ジュラシックバージョンの時は
左足(支えてる方)のみに軽量紙粘土を詰め込みましたが
強度的に問題があったようで前のめりにヘタってきました・・・。

こちらの方がさらに前のめりな体勢なので
もっと頑丈にしないと・・・。

今回は木部用エポパテを詰め込んで
3mmアルミ針金も6本差し込み自立できるようにしました。

それをプラ版に固定し
インテリアバーグ(園芸用)を貼り付け軽量紙粘土を隙間に埋め込んで
ベースを作りました。



テクスチャーがアレなので
「岩絵の具」(日本画用)を水溶きボンドに混ぜて塗って
ザラザラにしてあります。
クレオスの水性ウェザリングカラーのラフグレー、ラフサンドでもOKだと思います。
あるいは鉄道模型のジオラマ素材には色々な粒子の大きさの砂が売ってますので
ソレを水溶きボンドや塗料に混ぜて使っても良いテクスチャが得られると思います。

塗装は、イリサワのソフビ用「Vカラー」を下地に吹いて
「アクリルガッシュ」で手塗りしました。
爪や口、目には「タミヤエナメル」や「コピック」を使ってます。

ウォッシングはアクアオイルカラー「デュオ」。
ドライブラシは「タミヤエナメル」や「アクリルガッシュ」です。


ホライゾンのヴェロキラプトル 一番左:ジュラシックパークシリーズ 一番右:ダイナソーシリーズ

2006年8月



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