"R3C-0" (Porco Rosso) NOIX 1/48

カーチス野郎



宮崎駿さんの「紅の豚」に登場する
カーチス R3C−0です。

ポルコのサボイアS−21のライバル機としてお馴染みですね。
最後の空中戦はお見事でした!
原作はモデルグラフィックス誌に連載されていた
「雑想ノート」の「飛行艇時代」です。

非公然私製水上戦闘機R3C−0は架空の物です。
もとになった飛行機はシュナイダートロフィーで優勝した
水上レーサー機R3C−2です。

カーチス R3C−0 (アトリエ・ノア 1/48 R3C−2レジンキャストキットから改造)
機銃 MG−17(ファインディテール・メタル製)
機銃マウント エポキシパテ
機銃のハンドル エッチングパーツのランナー・真鍮線・真鍮パイプ
排気管 真鍮パイプ
機首下のラジエター プラ板
尾翼下のフィン プラ板
風防 透明プラ板
照準器 真鍮パイプ・真鍮線
乗降用のステップ 真鍮線
張線 0.2mmピアノ線

以前からいろいろな模型屋さんでR3C−2のキットを探していたんですが
なかなか見つかりませんでした。
津田沼のユザワヤができたおかげで、ようやく出会うことができました。
もちろんR3C−0に改造する目的で探していたんです。

しかし、小さいんですね〜。
2次大戦の1/72単発戦闘機なみの大きさです。
スケールが間違っているのかと思っちゃいました。

キットの出来は、なかなか良いです。
主にレジン製ですが、
フロート支柱、プロペラ(スピナー一体)、排気管、フィギュアはメタル製です。
(排気管とフィギュアは使ってません。)
水上レーサー機専門のガレキメーカーさんのようです。
他にも面白い格好の機体がいっぱい売ってました。
お高いですが、マニアにはたまらない逸品なんでしょうね。

私も飛行機好きですが、とんとご無沙汰してるので・・・。
今回はキャラ物のノリで楽しんで改造(デッチアップ)しました。

機銃はファインディテールから、いくつか出ています。
ブローニングが欲しかったんですが、無いのでドイツ機の物にしました。
機体を金属ヤスリで削って取り付け、エポパテを盛り付けました。
装弾用(?)のハンドルはエッチングのランナーから切り出しました。
穴を開けて真鍮線を刺し、真鍮パイプをかぶせました。
左右非対称に・・・。

排気管は実機とは本数が違うので真鍮パイプをつぶして曲げて作りました。
ちょっと長すぎ・・・。

機首下のラジエターは2種類の大きさに切ったプラ板を順に重ね、ヤスって整形し、
プラパテを左右に盛り付け丸みを出しました。
いびつ・・・。

尾翼下のフィンは機体にスジを彫り込み
プラ板を埋めて整形しました。
てきとー・・・。

風防は透明プラ板のヒートプレスに挑戦。
軽く火であぶってペンチの持つところに押しつけました。
言うは易し、するは・・・。思いっきりいびつ。汚い・・・。

照準器は真鍮線を支柱にし、真鍮パイプを付けました。
いい加減・・・。

フロート支柱のステップは真鍮線。
簡単・・・。

張り線は0.2mmのピアノ線。
金属はいじっているうちに延びてしまうようです。
テグスの方が良かったかな?
塗装したらだいぶ太くなりました。
グチャグチャ・・・。

最後に言い訳を・・・
完成目前で高さ30cmぐらいから落としてしまいました。
翼の支柱と張り線がはずれました・・・。
下手くそな理由の1つはこういうわけです。

1999年2月 完成



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