"Kyousan 4t DL" (PAIRHANDS HOn 1/80 9mm narrow gauge)
大谷鉱山の協三4tDL

協三4トンタイプ トータルキット
(ペアハンズ 1/80 HOナローゲージ)
ホワイトメタル(台枠、ラジエター計器盤)
洋白エッチング(ボンネット、ラジエターグリル等)
真鍮線
燐青銅線
プラ板等

運転士(アルモデル 1/87 人形A)
ホワイトメタル

京都の粟村鉱業所・大谷鉱山で昭和30年から使われていた
協三工業製の4t防爆ディーゼル機関車です。
製造時にはウインドシールドがついていましたが
実際に使用される時は外されていたようです。

モノクロ写真しか見たことがなかったので
何色に塗ろうか迷ってネット検索したら
カラー写真が見つかりました!
赤だったんですね〜。




ただでさえ小さいのに
オープンキャブでモーターのスペースが・・・。
ギアボックスもエッチングで強度不足なのか
ちょっとしたネジのしめ加減で走らなくなってしまいます。
完成してから補強材を入れればよかったと思いつきました・・・。
ウェイトにもなるし。



集電ブラシはもっと細い燐青銅線が入っていましたが
工作中にヨレヨレになってしまったので0.4mmのものに交換しました。
ブラシの基部パーツもグチャグチャになってしまったのでジャンクパーツに交換しました。
そんなこんなで黒のリード線もだんだん短くなり・・・。
付け足して絶縁のためサフをべっとり塗りました・・・。

キットでは集電ブラシは片側だけで
もう片方は車軸からギアボックスに流すようになっていましたが
接触が悪そう・・・。
ネットで検索して同じキットを作られた方の記事を参考に
反対側(赤コード側)にも集電ブラシをつけてみました。
コレで集電ブラシに通電すれば良く回ってくれます。
後はレールと車輪、車輪とブラシの接触ですね。
台枠がホワイトメタルなので、そこそこウェイトがありますが
もうちょっと欲しいなぁ・・・。



キットでは肘掛部分もエッチングでしたが
実車はパイプ状ではないかと思われたので真鍮線に置き換えました。
ハンドルレバー(?)はよくわからなかったのでテキトーです。
ライトは実車とは違うようですがキットのおまけパーツを使いました。
後はリンクピン用にピンバイスで穴を開けたぐらいです。



塗装は
ミッチャクロンマルチプライマーの上から
クレオスのミスターカラーを吹きました。
フィギュアはアクリルガッシュを塗って
つや消しクリアーを吹きました。



ライトレンズはクリアーのエポキシボンドを盛り付け
ウェザリングはタミヤエナメルで濃〜い茶色を作りウォッシング
グンゼの水性サビ色や
タミヤのウェザリングマスターをこすりつけました。




2010年2月

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