German Pistole "Mauser M712" Marui 1/1 ABS plastic model kit
モーゼルM712
モーゼル M712 (マルイ 1/1 作るモデルガンシリーズ)
※SS迷彩スモックとストックホルスターはキットに含まれません。 (当たり前?)

モーゼル・ミリタリーの最終形「M712」です。

ミリタリーとは言っても
ご本家・ドイツでは正式採用されませんでした。
サブウェポンとしては大きすぎるし
メインウェポンにしては力不足と言うことなんでしょうか?

しかし、フルオート射撃で7.63mmモーゼル弾をぶちまけるこの銃は
持たざる国の軍隊にはサブマシンガンとして魅力的であったらしく
多くの国が正式採用していたそうです。

ご本家ドイツでは、第一次大戦でも第二次大戦でも
銃器不足から臨時採用され
第二次大戦では武装親衛隊に支給されたそうです。

それにしても独特の形状ですね〜。
弾倉がトリガーの前にあり
上部からも給弾できるのは当時のライフル銃の標準的な機構です。

細身のグリップはフルオート射撃にはむかなかったようで
ストックを取り付けないと安定した射撃はできなかったそうです。

--------------------------------
以下、前作とほぼ同じ文面
--------------------------------
強化ABS樹脂とメタルパーツ多数のキットです。
モデルガンキットと言うと
安売りのため(?)の「あとは組むだけ」キットが普通のようですが
コレはプラスチックモデルとモデルガンのあいのこキットです。

バレルやフレーム等はプラスチックモデルの様に貼り合わせて
中に金属パーツを組み込んでいく感じです。

ABS樹脂は普通のプラ用接着剤は使えません。
専用の接着剤のチューブが入っています。
他にもグリスや輪ゴム・つまようじ
組み立て治具なども入っていて
親切キットです。

分割ライン・貼り合わせライン消しや
面だし等でパテを盛りガシガシ削るあたりは
プラモ・・・と言うより・・・ガレキ作りのよな感じですが、
組み上げは、かなり勝手が違いました。
上手くできるか不安でしたが
なんとか作動してくれました!

今回も発火させていません。
手動バックで排莢アクションさせましたが
爪の掛かりが悪いようで
ジャムってばかり・・・。(トホホ)

塗装はクレオスのミスターカラーです。(ABS対応)
バレル、フレーム等はツヤ消しブラック、
グリップは茶系の下地の上からクリアーオレンジを吹きました。

セレクターの「N」「R」、セフティーの「S」「F」の刻印には
エナメルの白と赤を墨入れの要領で入れました。
仕上げにアクリルシルバーでドライブラシしました。
--------------------------------
ここまで
--------------------------------


上・マルシン、中・マルイ、下・フジミ

上に写っているのは
マルシンの固定スライドガスガンです。
形はよいのですが
ブローバックアクションがないんですよね・・・。
それどころかスライドも手動でも動きません。
フルオート射撃もできないので・・・。

ちなみに
写っている木製ストックホルスターはマルシン製で
今回作った銃には、きつくて取り付けできませんでした。
(ホルスターとしては使えます)
フジミにはユルユルでガタガタ・・・。

下に写っているのは
フジミ製の「ちょっとブローバック」フルオートガスガンです。
スライドの後部が1/3ぐらい下がりますが
排莢部はしまったまま・・・。
写真ではわかりにくいかも知れませんが
プラスチッキーな質感で見た目は今一です。
この中では一番遊べそうですが
古い物なので入手困難です。

フルオート・ブローバック・ガスガンが欲しいですね〜。。。

話をキットに戻して・・・

さすがマルイ。
形状はとても良いようです。
細かい刻印などをもうちょっと再現すると
リアリティーが増したかなと思います。

残念ながら、
カートは他キットの9mm弾を流用しているようで大きいです。
それなら「レッド9」あたりをモデル化しても良かったかも。

いずれにしても独特の魅力ある銃ですね〜。

強度的に心配なので
コレも飾っときま〜す。

2005年6月


このページの画像、文章などの無断転載、配布は禁止させていただきます。



最初のページへ