KISO Logging Railway "Sakai DL No.92" (HOe 1/87 9mm narrow gauge)

木曽のDL・酒井5t機(92号機)



木曽森林鉄道 酒井5t機 92号機
ワールド工芸 (HOe 9mmナローゲージ エッチングキット・メタル少々)
アルプスモデル (インレタ「木曽森林(B)」)



木曽の王滝営林署所属のディーゼル機関車、92号機です。
なんと!
うちの近所の「習志野市藤崎森林公園」にコレがあるんです!

昨年(2007年)NHKの趣味悠々で鉄道模型の番組を見て
鉄道模型に興味を持ってしまいました。
そういえば、船橋の薬円台公園にD51が
津田沼に軽便蒸気(鉄道連隊のEタンク)が
東船橋に小さな機関車(加藤の7tDLとナベトロ)があったなぁと思い出し
ネットで調べてみました。
この3つは道路から見えるところにあるので
前から存在を知っていましたが
それ以外にも藤崎にDLがあることが!



藤崎の森林公園は
(森林公園と言うほどの規模では・・・)
大通りからちょっと入った所にあるので
うちから車で5分?
自転車で20分?
歩いて45分?
くらいのところなんですが
全然知りませんでした。

ネットで調べて、早速、昨年(2007年)の4月ごろ見に行ってきました。
酒井製の5t機(92号)と
岩崎レール製の運材台車(王滝6号、7号のペア)と
助六タイプのB型客車(王滝4号)が並んでいました!

コレですっかり木曽の森林鉄道にはまってしまいました。

さらにワールド工芸から
まさにこの92号機が発売されていることを知り
早速購入しました。
作るまでにはだいぶ時間がかかりましたが・・・。
(プラモとはだいぶ勝手が違うので・・・)



この1年間で本やDVDを買ったり
ネットで調べたりして木曽についての知識を増やし、
一方、ハンダについても雑誌やネットで勉強したり
実際にやってみたりして
ようやく出来そうな気がしてきたので
実行に移してみました。



藤崎の保存機は、どれも塗り替えられていて
オリジナルとは色や塗り分けが違うようです。
(今回は現役時代を再現することにしました)



大きさ比べ・右は乗工社の酒井型DL

やっぱり乗工社のは大きいなぁ・・・。



マフラーは真鍮パイプで作り替えました。
ライトのレンズは
エポキシボンドの透明な物を盛りつけました。

プライマーはテロソンの「ミッチャクロン・マルチ」
塗装はクレオスの「ミスターカラー」です。

色は前回「酒井型DL」で調色した色をつかいました。
保存機はもっと青みが強い感じですが
下の部分の黒の位置から見て
上側の色の面積が増えているので
上の部分も塗り替えられていると思われます。
現役時代の色は分かりませんが、
王滝カラーにしました。

現役時代の写真(モノクロ)を見ると
92号機は下の黒とストライプの黒の間の緑の部分が
幅が広くなっているのが特徴的です。
キャブ部分のストライプが太くなりすぎた感じです・・・失敗!

「No.92」のマーキングは
アルプスモデルのインレタです。
また曲がった・・・。失敗!
デカールみたいに修正が効かないので
慎重に位置決めしないと・・・

ウェザリングはアクアオイルカラー「デュオ」と
ピグメント(粉末絵の具)です。
錆はクレオスの水性ウェザリングカラーのサビ色です。

ちょっと汚しすぎですね・・・。
1/35の戦車とは汚し方を変えないと・・・またまた失敗!



走りはギクシャクした感じです・・・。
やっぱり集電かなぁ???
バックの方がよく走るので
ギアのかみ合わせかなぁ???

・・・結局大失敗!!




2008年5月


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