"Chasmosaurus" (Tamiya 1/35)

カスモサウルス
カスモサウルス情景セット (タミヤ 1/35)

白亜紀後期の角竜「カスモサウルス」の親子です。

体長6〜8mとトリケラトプスより一回り小さいですが
首を守る(?)フリルが大きく発達したタイプです。

カスモサウルスとは穴のあいたトカゲの意味だそうですが
それはフリル部分の骨に大きな二つの穴があいているところからきているそうです。
軽量化のための穴でしょうね。

フリルの役目については
威嚇や防御という戦い系のせつや
日に当てたり風に当てたりして体温調節していたとする説などがあるそうですが
フリル先端の角やまわりのトゲトゲなどを見ると
戦い系の説が良いように思います。

親子でいるのは
ご先祖様のプロトケラトプスの化石が
お子ちゃまからお年寄りまで集団で発見されているところから
群で生活していたとされています。

そんなところから「角竜=子育て」というイメージが生まれたようです。


タミヤの恐竜キットには
出来の良いシリーズとそうではないシリーズがあります。
コレは良い方のきっとです。

お肌のテクスチャなどエクセレントですが
接着部分の修正などで消えてしまうモールドの復活などがポイントですね。
その辺を気にしなければ
お手軽にリアルな恐竜が手に入りますよ。

ベースもキット付属のモノです。
落ち葉や草を追加しました。

陸亀とトカゲも付いています。
(使いませんでしたが探検隊フィギュア、ネームプレートも付いてます)

基本塗装はアクリルガッシュで
アクアオイルカラーデュオでウォッシングし
ガッシュでドライブラシしました。
目や角などはタミヤエナメルです。
最後にピグメント(粉末絵の具)をブラシしました。

2005年6月



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